釧路市立美術館

釧路市立美術館

優しい時間が流れる複合施設の中にある美術館

釧路市立美術館

釧路市内のランドマークとして親しまれている、釧路出身の建築家、毛綱毅曠(もづな きこう)の建築物。デザインに優れた作品群は、多くの人の目を惹きつけています。ここでは釧路市内にある建物を紹介します。

毛綱 毅曠

1941(昭和16)年-2001(平成13)年
釧路出身の建築家。釧路市内に「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」「釧路市立博物館」など、東洋思想をイメージ化した独創的なデザインの建築物を設計しました。1985年釧路市立博物館、釧路市湿原展望台の設計により日本建築学会賞受賞。

フィッフャーマンズワーフMOO

北海道三大名橋と呼ばれる幣舞橋のたもとにある釧路のランドマーク的存在。グルメ、ショッピング、レジャーを目的とした都市型観光施設。(釧路市都市景観賞に輝きました。)
所在地/釧路市錦町2-4 0154-23-0600
開館/1階通常 10:00~19:00、2階通常 11:00~22:00
休館/元日

釧路センチュリーキャッスルホテル

フィッシャーマンズワーフMOOの対になるような形で、釧路川を挟んで建つシティホテルです。リバーサイドに魅力的な景観を生み出しています。
所在地/釧路市大川町2-5 0154-43-2111
※内部の観覧はロビーまで。

釧路市立幣舞中学校(旧釧路市立東中学校)

博物館とあわせ、毛綱建築の代表作と呼ばれる作品。上部の大きなアーチなど、彼の個性がいかんなく発揮された見どころある建築物です。「建物としての学校は生徒たちに夢を与え、意欲をかきたてる『夢の孵卵器』でなければならない」と毛綱は語っていたそうです。
当初11本のアーチが計画されていましたが、議論を呼び、7本まで減った形で建築されました。
所在地/釧路市春湖台1-3 0154-41-3591
※内部の観覧は職員室で受付。
※学校の授業や行事により観覧できない場合もあります。

NTTドコモ釧路ビル

中心市街地の北大通にあって斬新で印象的な外観であり、時間とともに街並と調和した景観を作り出しています。(釧路市都市景観賞に輝きました。)館内の見学はできませんが、夜になるとステンドグラスがライトアップされ、夜空に浮かび上がります。
所在地/釧路市北大通10-1 0154-25-6800

釧路市立博物館

1936(昭和11)年に創立の釧路市立博物館。1983(昭和58)年に今の場所に移転し、釧路の自然と歴史を学べるスペースです。4千点をこえる資料を収蔵するこの建物は、毛綱毅曠の設計で、タンチョウが羽を広げたような形をしています。「記憶の建築にふさわしい」と作者自身が語る、活躍のきっかけとなった建築物。館内の二重螺旋の階段が、遺伝子を象徴します。日本建築学会賞を受賞しました。
所在地/釧路市春湖台1-7 0154-41-5809
開館/9:30~17:00 ※入館は16:30まで
休館/月曜日

北海道立釧路湖陵高等学校同窓会館

毛綱の母校、湖陵高校の同窓会館。建物は赤と白のコントラストを基調とした、ノアの方舟をテーマに設計された完成度の高い作品です。
所在地/釧路市緑ヶ岡3-1-31 0154-43-3131

釧路市湿原展望台

湿原に群生する「やちぼうず」をモチーフにした外観と、母親の胎内をイメージした中央展示室。湿原の原風景と建物の両方を楽しむことが出来ます。
所在地/釧路市北斗6-11 0154-56-2424
開館/8:30~18:00(5月1日〜10月31日)
9:00~17:00(11月1日〜4月30日)
※入館は閉館の30分前まで
休館/年末年始

反住器

31歳の時に母親のために建てた住宅です。三つの立方体を入れ子状に組み立てられたこの家は、「機能」に対する「反機能」を表現しようとしたもの。それまでの建築の概念を変えたこの作品は多くの建築家に影響を与えました。彼の初期の代表作です。建築当初は壁の色が黒と黄色だったそうです。
所在地/釧路市富士見1-5-1
※一般住宅のため外観のみの鑑賞。

陰陽の間(幻の毛綱建築)

市内浦見にあった知る人ぞ知る住宅。
※現存していません。
毛綱毅曠が個人宅として設計。円柱状の外観の内部には独特の螺旋構造が組み合わされていました。